イキモノガカリ
小学生の頃に一度は当番が回ってきた係りがある。いきものがかり。
小屋の掃除を済ませ、決められた時間に餌を用意し世話をするそれなわけだが、、、。
私は今もこうしてイキモノガカリを続けている。
彼女(この場合の彼女とは雌科に属する愛玩人形=セクサロイドであるのでこう呼んでいる。)は、
ネコ型のロボットである。が、頭はテカテカしておらず、冴えてピカピカもしていない。
基本プログラムとして自立型思考プログラムがインストールされているもののカスタマイズが可能で
多少自分好みに設定できる点が他のセクサロイドと一線を画す為、正式に商品化が決まりロールオーバー
されればたちまち需要が高まるであろう。しかしながらこの手のものについては長期にわたり生活を
共にする事が前提となるために数度にわたるデバック(動作確認)が必須である。
開発した私でもこのデバックを繰り返す事によって発見した諸問題はいくつもある。
これはそんな彼女の観察記録であり。私の趣味を露呈するために書かれているものではないのであしからず。
基本設計はヒト科の女性をモデルとしているが、ネコとしてのシンボルとして耳と尻尾をオプションでつけている。
性格は気まぐれで人見知り、だが特定の相手には人懐こく忠誠心も多少兼ね備えている。
私はほんの余興の一環としての追加プログラムで「サカリ」というイベントが定期的に発生するようにしたわけだが
これが予想以上に基本プログラムを干渉し彼女はそのイベント発生中は時に苛立ち、時に爪を立てて部屋中を荒らす。
この「サカリ」イベントの解除条件を早急に組み込む必要に迫られた私は先日あまりに制御不能な彼女を一時処置として
檻の中に閉じ込めた。時折、猫なで声でここから出してくださいと懇願するように鳴くが今は早急にこの対処法を
見つけなければいけない。彼女のざらっとした舌遣いが脳裏をかすめるがこれもまた彼女のためであるのだから。。。
自分の煩悩を戒めるように一心不乱に私は端末のプログラムの見直しに没頭した。
基本プログラムと追加プログラムの関係性とそれによって新たに生じるイベント。
それを見つけ出せたのは彼女の猫なで声からといっても過言ではないだろう。
私は新たに「シツケ」という追加プログラムを書き足す事にした。
その「シツケ」プログラムを「サカリ」イベント発生時に行う事により彼女の制御が徐々に行えるようになる。
こんな機能まで用意されれば世のユーザーは歓喜の涙を流し山のようなファンメールがフォルダを埋め尽くすだろう。
とそんなチープな幻想を抱きつつさっそく私は彼女にその追加プログラムを試みることにした。
ヒト以外のほとんどの動物は、本能に沿った発情期があり、「生殖」という意味では、非常に能率的な行動様式を持っている。
これが「サカリ」なのだが、彼女の場合基本プログラムではヒトである。というところが難点であり素晴らしい点である。
ヒトは発情期を失ったわけではなく知性の発達と共にいつでも発情することができるようになった。と解釈する学者もいる。
待てよ?ということは彼女の場合。。。いつでも「サカリ」イベントが発生してしまう可能性も。。。。
「シツケ」プログラムの重要性に気づいたのはプログラムを組み終えるとほぼ同時だったことは余談である。
檻の中の彼女は恨めしそうな眼差しをこちらに向ける。始めは壁際の隅っこにカラダを丸めていたがやがて鉄柵のほうへと
近寄ってくる。ここは個人的には四つん這いで近づいてきて欲しかったが手足の長い彼女は至ってヒトのそれを同じく
二足歩行で近づいてきた。まぁこのギャップもまたマニアなユーザーの心をくすぐるだろうという目算があるわけだが、
個人的な願望でこうしているわけでもない。ということも補足しておこう。
彼女の丸みを帯びた尻をこちらに向けさせ私は鉄柵の間から腕を入れて彼女の尻を引き寄せた。
本能と知性のバランスが崩れている状態を再現しているわけだから当然ながら彼女の状態は
受容レベルが高くなっていてもおかしくないだろう。
尻尾を持ち上げて彼女の興奮状態を観察する事にする。
「あの。。。めちゃめちゃ見られてる感じが。。。あぅぅぅぅぅ。。。。」
申し訳程度に覆っている薄布の部分は彼女の分泌する粘液で湿って襞の凹凸がはっきり付く位
ぴたりとそこに張り付いている。尻をこちらに向けて食い込む下着が更にそれを目立たせる。
「脱がさずとも明瞭に状況が判断できる。これはいい。」
彼女の内股の部分を両手の親指で強く掴むと薄布の中の襞は窮屈そうに口を開けた。
「さ。。。触ったら。。。だめですぅ。。。。」
「まだ。触ってないじゃないか。。。」
「その。。。むにって。。。むにってするのは。。。。」
「しかし。。。これほどまで分泌してるとはなぁ。。。。。」
「あぅ。。ふぁあぁ。。。そこで。。。。話さないで。。。。。。」
「ん?離さないでとは。。。。」
「いや。。そうじゃなくて。。。話さないで。。。」
「うむ。じゃぁ離さないでおこう。。。。」
彼女の要望どおり私は更に彼女の内股を強く掴んでみた。薄布の窮屈さから一気に開放された肉が両方からはみ出る。
と同時に布の部分からじゅわっと粘液が滲み出した。
「あぁああん。。。くい。。。食い込みすぎで。。。。はぁ。。。はぁ。。。」
「うん、我ながら見事なまでにヒトのそれと同じく再現できているな。。。興奮状態により陰唇の厚みも増して
陰核の膨張も著しく反映されている。しかし追加プログラムでここまで分泌が増えるのは想定外だったな。。。。」
「いやぁぁぁん。。。なんで。。。なんでそこでその場所で事細かに自画自賛してるんですかぁ。。。」
「見事なものだぞ?。。。この陰核なんて。。。」
「ひゃぅ!!!!」
「下着の上からもしっかり摘めるくらい膨張しているぞ。」
親指と人差し指で揉むように摘んでいると彼女はその周辺を微動させよがり声をあげる。
「はぁ。。。はぁ。。。あう!。。。はぁ。。はぁ。。。もう。。。許して。。。くだ。。。」
「許す?まだ何もシツケなど。。。そうか。。。これもシツケになるということだな。」
彼女にはもう私の言葉など聞こえていないようでしばらく喘いでいたかと思うと足をがくがくさせて
その場で立っていられないような状況になった。
「だめ。。。だ。。。め。。。んぁあぁぁ!!」
下着の上から指を挿入口に埋めてみる。薄布も一緒に彼女の中に食い込んでいく。
そのような状況でもはっきりとわかるほど彼女の内部の凹凸がうねっていた。
「すばらしい。。。さすが我が研究チーム技術班だな。。。ここまで精巧とは。。。。」
「ご主人様ぁ。。。。そこは。。いじっちゃ。。。。」
「うん。この収縮機能もかなり精巧に作られてるな。微妙に脈動する感じもうまく再現されて。。。」
私は指をいったん抜き取って、指先に光る彼女の分泌液の粘度を確かめる。
指と指でこすり合わせその粘り具合を確かめているとまだ下着を食い込ませたままの挿入口は
ヒクついていて更に分泌させていた。彼女はというと熱い吐息を絶え絶えにして恍惚の表情を浮かべている。
「おや?。。。少しおとなしくなったか?」
想定外のハードウエアからのシツケ行為がうまく作用したのか彼女の様子が克明に変化した。
私はこの瞬間こそ彼女に追加プログラムをインストールするには絶好の機会とケージの中に足を踏み入れた。
必死になって鉄柵を掴んで何とか体勢を維持している彼女を煽いで見る。
内股の筋肉が小刻みに震え必死に耐えているのが個人的にはとても嬉しいがそれは置いておこう。
そしてこの尻尾がゆらゆら揺れる様子も個人的にはかなり興味の対象となりうることも置いておこう。
調べるには少し邪魔と思われるこの偉大な萌え効果を生み出す尻尾をよけて見る。
慎重に探っていると確かに奥のほうに窪みがある。否。中が窪んでいるように思うのは
その手前の部分、すなわち元々私がメンテナンススイッチの場所を指定していた部分が次第に
膨らんできたからに他ならない。
「なるほど。奥の感覚センサーに反応してスイッチの場所が現れるという事か。手が込んでいるな。」
私は我が研究チームの貪欲な遊び心に敬意を表したい気分だった。
「ご主人様ぁ。。。いじりながら。。くすくすって。。。あ。。あぁん。。。」
「いや。こっちの話だ。」
「はぁ。。。はぁ。。はぁ。。どっちの。。。話。。。はぁぁ。。。」
彼女の言葉が途切れ途切れになるのと同時に分泌液の粘り気が薄れ次第にさらっとした
感覚に変わっていった。粘り気のあった音も次第にぴちゃぴちゃと波打つようなものに変化して
張力を失った分泌液は指を伝って床にぽたぽたと落ちていく。
「なるほど。インストールしやすいように粘性を抑えたか。」
それにしてもとめどなく分泌液は零れ落ちていく。
「これは遊び心がすぎているんじゃないか?」
内壁は何度も収縮を繰り返しますます分泌液は量を増して床にしたたっている。
「はっ。。はっ。。はっ。。はっ。。あっ。。。あぁぁぁん!!!」
彼女の腰は尻をこれでもかと突き出して弓なって止まった。
まてよ?
私はその時ようやくこれがメンテナンススイッチではないことに気づいた。
彼女は快楽センサーの作動がMAXに達して静止モードに入ったようだからだ。
ヒトで言うところのイッたという状態であることは言及しておこう。
そして潮吹きというエッセンスまで加えたこの演出はユーザーの心を鷲づかみ!
私は心の中で大ヒットの予兆を隠せずにいた。
「ご主人様ぁ。。。ユウが。。。きもちいいと。。。嬉しいのですかにゅあぁぁん。。。。ん?」
「あ。。。あぁ。。。うれしいぞ。うれしい。」
「二度続けて言うところがあやしい。。。はぅ。。。。」
さておき肝心のメンテナンススイッチはどこにあるんだ。
確かにこの数々の演出や精巧な技術は賞賛に値するが研究チームのリーダーとして
ここは指示通りの設計がなされていないことを戒めるべきであろう。
まだ呼吸の整いきらない、とはいえセクサロイドのユウが呼吸を要していないのは周知の事実で
これもまたヒューマンライクな演出だということは言及に値する。
私はすぐに内線で技術班に連絡を入れた。
技術班の主任と話をしてメンテナンススイッチは別の場所に設置してあることに気づいた。
そう。気づいたのである。私は最初からスイッチの設置場所を別の場所に設定していたのだ。
そして技術班の彼らもまた私の指示通りに設置していたこともわかった。
いきなり戒めの言葉を口にすることなくそのことに気づいたことにほっと胸を撫で下ろした。
私は自分の早とちりに笑いを隠せずにはいられなかった。
「ご主人様。。。楽しそう。。。」
「くくく。。。いや。。。そうでもない。。。ふふ。」
「楽しそうですぅ。。。」
「さて。検証の続きをしよう。」
私は彼女の足元に膝まづいて彼女の臀部を触れた。
「あん。。。もっと。。。いじるの。。。ですか。。。にゃおぉぉん♪」
「質問しているのか喜んでいるのかどっちかにしたまえ。」
彼女が何か言っているのを気にせず私はメンテナンススイッチの正しい場所を探る事にした。
メンテナンススイッチというだけのことはあって確かに挿入口にあってはいささか問題である。
セクサロイドとの快楽行為にいたる際、支障があっては意味が無いわけである。
ずぶずぶと指が入っていくのをその場所は平然と受け入れるようになった。
彼女の挿入口からは再び多量の分泌液があふれ出してくる。
その場に膝を落とし静止する。
再起動が始まったようだ。
感情を失っていた表情に再び表情が戻る。
軽く笑みを称えた彼女は手繰りで私のカラダを探り当てた。
「ご主人様。。。お疲れ様でした。無事。新たなプログラムが追加されました。」
少し頬を高揚させた彼女はそういって抱きついてくる。
まだ完全に起動していないカラダを動かすには補助が必要といえるだろう。
私はそれを抱きかかえるような格好になった。
ようやく終わった。。。。。
私は無事、事を終えた満足感に浸っていた。
「ご主人様。」
彼女はそういうなり私のズボンのジッパーを探り始めた。
「正常にプログラムが動作しているか確認してください。」
そういうと探り当てたジッパーをゆっくりと降ろして細い指を中に入れてきた。
「本格起動前のチェックプログラム。別名ご奉仕モードです♪技術班より♪だそうです♪」
そういうと私の陰茎に唇をあてキスを繰り返し唾液でいっぱいの口にそれを含んできた。
ちなみに。。。そんなモードは技術班も用意していなかったことを私は後に知ることになる。
自立型の思考プログラムに人工知能を取り入れた成果の現れである事は言及に値するであろう。
わははは♪
悠ちゃんの方が先に更新されていたから予想はついていましたがw男女の思考の性差か個体差か?それぞれのズレが醸し出されて。
おふたり分とも楽しく読めました♪
ユウちゃんも悠ちゃんも愛されてるなぁw
初冬の未明にちょいうらやましくなってしまったですよwww
お疲れ様ですー☆